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■夢の彼方 忘却の里■

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はなさない はなさない はなすもんか。


必死で 掴んでいる これはなんだろう
小さくて小さくて 今にも手からこぼれそうで

「あ」

声をあげたときは遅かった。

小さな何かは あたしの手をすり抜けた
音をたてて 酷く美しい音色を響かせて


それはもう二度と この手には戻ってこない



目を開ける 喪失感が体中を駆け巡った


071209
memoより発掘

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